治療図鑑
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尋常性乾癬尋常性乾癬は免疫低下、免疫過剰の状態で免疫が低下すればそれを高め、過剰な場合はそれを抑えるようにしていきます。皮膚は内臓の鏡と呼ばれ、内臓の機能を高めることで皮膚の状態も良くしていきます。
湿熱、身体に滞っている湿と熱によるものでアルコールや脂っこいものをとることで悪化しやすい。
経穴：陰陵泉、曲池
血熱、血中に熱がこもり、夜間の痒みが強く、かきむしって出血することもあり、暴飲暴食、辛いものを欲し、ストレスによって熱が生じ、炎症の症状が起きやすくなる。
経穴：血海
血虚、睡眠不足などにより血が不足し、皮膚が血の不足により乾燥して痒くなる。
経穴：足三里、三陰交
脾虚、胃腸が弱り皮膚の免疫系のバランスが乱れ、食欲不振、食後に眠くなる、軟便、お腹の張り、疲れやすい、むくみ、皮膚の防御機能が低下する。
経穴：中カン、足三里
お血、血行不良で乾癬が悪化しやすく皮膚は黒ずみ治ったあとも色素沈着が残りやすい。
炎症状態が続いていたり、ストレスや冷えで血行不良が起きると、老廃物を外に出すことができず治りづらくなる。
経穴：血海、三陰交
治療方針
赤みや痒み、炎症を落ち着かせ、痒みの感じやすさを和らげていきます。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、良くなったり悪化したりを繰り返す痒みのある炎症で、湿疹を特徴とします。多くはアトピー素因を持つとされ、保湿が低いことで皮膚表面が弱り、皮膚の防衛機能の低下で炎症が起きます。
風熱、自然界における風と熱の邪によるもので、痒みが強く上半身に出やすい。
春から夏によく見られ、湿疹が出たり治まったりし肌は乾燥します。
大椎、 曲池
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| 鍼灸は東洋医学に基づく治療法 |
| 鍼灸は東洋医学にもとづく治療法です。心身のバランスを整え、病気になる前の未病の段階で体調を整えます。東洋医学では、人が生きていくうえで重要な３つの要素、気・血・水がスムーズにめぐることで健康が保たれます。気・血・水が全身を流れる道を経絡といいます。経絡上にある気・血・水を調節するポイントが経穴(ツボ)です。WHOでは361穴のツボを認定しています。 東洋医学用語集 治療用語集 |
| 鍼の治療効果って？ |
| 髪の毛ほどの非常に細いステンレス製の鍼をツボに刺入しツボに刺激を与えて気・血・水の流れを調節し、体調を整えます。特に鍼には鎮痛(ちんつう)・鎮静作用、消炎作用、自律神経の調節による内臓の活性化、免疫作用をアップするなどの効果があるといわれています。 |
| 灸の治療効果って？ |
| 灸の温熱やもぐさの生成分が経穴から体に浸透し、気・血・水の流れを調整し、体調を整えます。冷え症の症状や肩こり、腰痛、婦人科の悩み以外にも免疫作用のアップ、病気の予防改善、体質改善、特に灸には増血作用、止血作用、強心作用などの効果があるといわれています。 |
| 美容鍼灸 |
| 鍼灸はからだの根本を治療していきます。からだの内面を整えることと細胞を活性化することで若々しさを保ちます。気・血・水の流れもよくなりますので、むくみ、目のくま、しみ、肌荒れ、不眠、生理不順など様々なトラブルも改善していきます。 |